ぎふ信長まつり、信長公騎馬武者行列で勇壮な絵巻 市民扮する若き信長と魔王姿
岐阜市の秋の風物詩「ぎふ信長まつり」は3日、市中心市街地の金華橋通りでメイン行事の信長公騎馬武者行列が行われ、公募で選ばれた市内の男女4人が武将や姫の装束をまとい、練り歩いた。今年は若き“うつけ者”と晩年の“魔王”という2人の織田信長役が出演し、勇壮な時代絵巻を繰り広げた。 信長役は青年期が会社員古田宏希さん(37)、壮年期が団体職員玉木直幸さん(41)、濃姫役は大学生川畑朱璃さん(20)、お市の方役は同武藤妃那さん(19)が演じた。市文化センター前から北へ約1キロにわたり、火縄銃鉄砲隊や中高生ら総勢約200人と行列をなし、馬や輿(こし)の上から観客に応えて手を振っていた。 実行委によると、初日の2日に雨でほとんどの催しを中止した影響で、2日間の観客数は昨年よりも8万人少ない36万人にとどまったが、2日目の人出としては昨年よりも7万人多かった。
岐阜新聞社