松岡正剛が監修『情報の歴史21 増補版』発売 イスラエル戦争、生成AIの登場まで掲載
『情報の歴史21 増補版』が12月25日に発刊、12月12日より予約受付が開始された。 【画像】『情報の歴史21 増補版』中身を見る 『情報の歴史』は、「日本の電話100年」の記念事業の一環として、東京大学客員教授、帝塚山学院大学教授を務めた松岡正剛が監修し、1990年にNTT出版より刊行された。人類の誕生から今日のコンピュータによる通信ネットワークや人工知能の飛躍的な進化に至るまでの壮大な歴史を、「人類はどのように情報を編集してきたか」という視点で独自に構成した、ユニークな年表で多くの学者や書き手から愛されている。 今回新たに発売される『情報の歴史21 増補版』は、新たに2023年までの情報を追加した再増補版。コロナ以降のウクライナ、イスラエル戦争、生成AIの登場までが収録されている。『情報の歴史21』ではかつての『情報の歴史』を高精度スキャンで再現したものだったが、本書『情報の歴史21 増補版』は新たに全てのデータをレイアウト・デザインし直し、よりクリアで鮮明なデザインに仕上げられている。また巻頭には、監修を務めた松岡正剛による序文 "人新世に突入した「情報の歴史」の光景" が収録されている。 また編集工学研究所のウェブサイトから予約・申し込むと、電子版PDF版(6,800円(税込7,480円))を無料で受け取れる。 またイベント「『情報の歴史21』を読む」シリーズ動画も発売中。 『情報の歴史21』(書籍版)の発売時から実施してきたイベント「『情報の歴史21』を読む」の豪華ゲストシリーズについて、アーカイブ動画が視聴できる。 ゲスト・スピーカーは、大澤真幸、佐藤優、武邑光裕、田中優子、村井純、山本貴光、ヤマザキマリ、吉川浩満、鈴木健、安藤礼二と、各界の博識者たちが登場する。
リアルサウンドブック編集部