リピーター続出の"濃厚絹ごし豆腐 " 風味と甘み強い『伊豆大豆』の魅力を最大限に【しずおか産】
冷やした後、伊豆大島産の本にがりを混ぜ、型を使わずパックに直接、冷たい豆乳を注ぎます。 <マキノ豆腐店 牧野伸さん> 「普通のパックのお豆腐だと水が出てくるのですが、これだと水の出る場所(隙間)がないので、この伊豆大豆ってすごく風味が特徴なんですが、その風味が水に逃げちゃうんで、それを逃がさないためにこの充填豆腐って方式をとりました」 パックに充填したあと過熱して固めます。 伊豆大豆の持つ「風味」と「甘味」を最大限に味わってもらおうと工夫を凝らした豆腐「豆乃州」。貴重な大豆を使い、作るのにも手間がかかるため、月に2回の限定販売となりました。 販売日には「豆乃州」ファンの常連客が集まります。店主の牧野さんは伊豆の食材の良さを知ってもらうきっかけになればと話します。 <マキノ豆腐店 牧野伸さん> 「地元の皆さんにも食べてもらいたいというのもありますし、旅行に来たりしているほかの地域の方にも『伊豆にはこんなお豆腐があるんだよ』ってものを知っていただければいいなと思います」 「豆乃州濃厚絹ごし」は2024年の第8回全国豆腐品評会充填豆腐部門で銅賞の「全国豆腐連合会賞」を受賞しました。牧野さんは「まずはそのまま食べて、その後は醤油ではなく塩やオリーブオイルなどをかけて風味と甘味を感じてほしい」と話しています。
静岡放送