２０２４～２５シーズンから長崎ヴェルカの本拠地として使用されるハピネスアリーナ＝長崎市

　バスケットボール男子のＢリーグは１日、２０２４～２５年シーズンの開幕カードを発表した。２季連続で１部（Ｂ１）に参戦する長崎ヴェルカの開幕節の相手は、２３～２４年シーズン中地区３位のＳＲ渋谷に決まった。１０月４、５日、長崎市に開業予定の「ハピネスアリーナ」で対戦する。 　Ｂ１の開幕戦は１０月３日、群馬県太田市のオープンハウスアリーナ太田での広島－群馬。２３～２４年シーズン王者の広島が東地区４位の群馬のホームに乗り込む。Ｂリーグの島田慎二チェアマンは会見で「昨年は（Ｂリーグが）飛躍のシーズンになった。これからパリ五輪も控えている。（リーグとして）昨年以上の盛り上がりと成長を遂げたい」と意気込んだ。昨季同様、東、中、西の３地区計２４チームで競う。 　開幕節で対戦するＳＲ渋谷は、２１年東京五輪に出場した男子日本代表の主将を務めた田中大貴（長崎西高出身）、メンバー入りしていたべンドラメ礼生、現日本代表のホーキンソン、２月のアジアカップ予選で日本代表候補に選ばれた阿部諒らタレントがそろう。２３～２４年シーズンは序盤に勝ち星を伸ばせなかったが、中盤戦以降は７連勝を飾るなど、終盤までチャンピオンシップ進出争いに絡んだ。新アリーナの開幕戦は盛り上がりそうだ。 　Ｂ１のシーズン前半の詳細日程は７月２５日に発表予定。２部（Ｂ２）は１０月５日に開幕する。