「もっと良くなるだろう」バンケロが今季のマジックに自信「イーストを勝ち上がるチャンスだってある」<DUNKSHOOT>
昨季のオーランド・マジックは47勝35敗(勝率57.3%)でイースタン・カンファレンス5位に入り、2020年以来4年ぶりにプレーオフへ進出。1回戦で4位のクリーブランド・キャバリアーズ(48勝34敗/勝率58.5%)に3勝4敗で敗れたものの、躍進を遂げたシーズンとなった。 【動画】マジックの若き主砲バンケロの昨プレーオフ好プレー集! そして迎えた今オフ。チームはドラフト1巡目18位でトリスタン・ダ・シルバを指名し、FA(フリーエージェント)市場では2度の優勝経験を持つウイングのケンテイビアス・コールドウェル・ポープを獲得した。 さらにモリッツ・ヴァグナー、ギャリー・ハリス、ゴガ・ビタッゼと再契約、フランツ・ヴァグナー、ジョナサン・アイザックとも延長契約を結ぶなど、昨季の主力のほとんどがチームに残った。 先発バックコートのジェイレン・サッグスとコールドウェル・ポープはリーグ有数のディフェンス力を誇り、フロントコートのF・ヴァグナー、パオロ・バンケロ、ウェンデル・カーターJr.は大柄ながら高い機動力を有する。ベンチにもコール・アンソニー、ハリス、アンソニー・ブラック、アイザック、M・ヴァグナー、ビタッゼらが控えている。 そんななか、今季でキャリア3年目を迎えるバンケロのインタビューが8月16日(日本時間17日、日付は以下同)に『NBA.com』へ公開。昨季平均22.6点、6.9リバウンド、5.4アシストをあげてオールスターに初選出された208㎝・113㎏のフォワードは、今季はさらなる高みを見据えていると話していた。 「僕らはそこにいる気がしている。彼ら(イーストのエリートチーム)と同じ位置にね。昨季のことは覚えているよ。僕らは序盤に2位か3位に入って、あの時は誰もが“まぐれ”だと思っていた。プレーイン・トーナメントへ出場するチームになり、イーストのトップグループからは外れるんだとね。 (でも)僕らは第5シードでフィニッシュし、終盤には第2シードを手にするチャンスもあった。昨季の時点でトップグループにいたんだ。今季はもっと良くなるだろうね。僕だけでなく、チームのみんなもうまくなっている。それに新たに加わった選手たちもチームを助けてくれるさ。僕らは注目を集めようとしているんだ。トップ4かトップ3には簡単に行けるはずだし、イーストを勝ち上がるチャンスだってある」
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