【ロッテ】中村奨吾が1000安打「もっと早く達成できる数字」吉井監督は称賛「努力の積み重ね」
<ロッテ10-2楽天>◇25日◇ZOZOマリン ロッテの中村奨吾内野手(32)が本拠地のファンの前で、節目の記録に到達した。4点リードの3回2死一塁。カウント1-2から楽天の先発・内のスライダーを捉え右中間への適時二塁打にした。通算1000安打をタイムリーで決め、ZOZOマリンに詰めかけたロッテファンから大歓声を受けた。「こうしてみんなが喜んでくれてすごいうれしい気持ちですし、まだまだこれから頑張らないといけない」と気を引き締めた。 【動画】中村奨吾が通算1000安打 吉井理人監督も笑顔で拍手 荻野貴司とグータッチ プロ10年目。「試合に出させてもらっている試合数とか考えると遅いなと思いますね。もっと早く達成できる数字だったかなと思います」と語るものの、日々の練習では誰よりも早くグラウンドに出て、バッティング練習をする選手会長の姿がある。吉井監督は「彼の努力の積み重ねだと思うので、今後もしっかり打ってほしい」と称賛しつつ、さらなる活躍を期待した。 お立ち台では「ファンの方々もすごい声援をいただいて、苦しい時でもその声援が力になってますし、何とか期待に応えないといけないなって思いでやっている」と明かし、「温かいご声援いただいたらもっともっと頑張れると思うので、またこれからもよろしくお願いします」と呼びかけた。ファンと共に、まだまだ安打を積み重ねていく。【星夏穂】 ▼通算1000安打=中村奨(ロッテ) 25日の楽天10回戦(ZOZOマリン)の3回、内から右中間二塁打を放って達成。プロ野球319人目。初安打は15年4月8日のオリックス2回戦(京セラドーム大阪)で松葉から。