副大統領候補に38歳女性弁護士 無所属ケネディ氏の陣営
【ワシントン共同】11月の米大統領選に無所属で出馬している弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)は26日、副大統領候補に女性弁護士ニコール・シャナハン氏(38)を選んだと発表した。 【写真】ケネディ氏、TV宣伝が物議 JFKそっくりと批判、本人謝罪
シャナハン氏はIT大手グーグルの共同創業者サーゲイ・ブリン氏の元妻で、母親は中国からの移民。ケネディ氏はシャナハン氏の指名で、民主党のバイデン大統領(81)と共和党のトランプ前大統領(77)による高齢者対決に嫌気が差している若者や無党派に、支持を広げる考えだ。 米メディアによると、シャナハン氏は生殖の自由や環境問題に焦点を当てた財団を運営している。過去の大統領選では民主党を支持し、2020年大統領選ではバイデン氏陣営に献金した。 昨年春以降、ケネディ氏を支持。同氏を支える団体が今年2月にプロフットボールNFL王者決定戦スーパーボウルのテレビ中継で放映した宣伝に400万ドル(約6億円)を提供し、制作にも関与した。