「地獄にいくのも怖いですが、明日がくることがもっと怖い」24歳警察官が命断った原因は「長時間労働」地裁認定 熊本
■県警側の主張 地裁の判断は 裁判の争点は渡邊さんの自殺が予見できるものだったかどうか。 県警は、渡邊さんの「仕事負担度が低い」という問診結果が出ていたことや、産業医の受診を希望していなかったことなどを挙げ、「自殺は予見できなかった」と主張していました。 これに対し熊本地裁は「過剰な業務の実態を知れば心身の健康を損なうことは知りえる」と県警側の主張を退けた形です。 原告の代理人弁護士は「主張していた時間外労働が全て認められた画期的な判決」と評価しています。 判決を受け、県警は以下のコメントを出ました。 「判決文を確認し、今後の対応を検討して参ります。改めまして、お亡くなりになった職員のご冥福をお祈り申し上げるとともに、ご遺族に対しましては心からお悔やみを申し上げます」
熊本放送