ドジャースのロバーツ監督、那覇空港に笑顔で到着 21年ぶり沖縄に帰郷 那覇市きょう栄誉賞授与へ
今季の米大リーグのワールドシリーズを制したロサンゼルス・ドジャース監督で那覇市生まれの県系2世、デーブ・ロバーツさん(52)が4日、21年ぶりに古里の沖縄に帰ってきた。那覇空港では長年の知人らが出迎え、再会を喜んだ。ロバーツさんは知人に「サンキュー、ありがとう」と笑顔で語った。 【写真】沖縄への思いを語るロバーツさん
ロバーツさんは1972年5月、宮古島出身の母栄子さん(旧姓・池原)と在沖米軍の軍人だった父ウェイモンさんとの間に那覇市で生まれ、その後、米国に移り住んだ。今回の来沖には息子のコールさんを伴った。 ロバーツさんは同日、東京都内で行われた総合生活企業木下グループの新CM制作、発表会の場に登場し、来沖について「沖縄で生まれてから今までずっとサポートしてくれた家族、いとこ、叔母、伯父、そして友人のみんなにも会えることを非常に楽しみにしている」と話した。 ロバーツさんの来沖に合わせて那覇市は市特別栄誉賞を贈ることを決定、5日午前11時半から市議会で授与する。県は県民栄誉賞を含め、何らかの形の表彰を検討している。 (吉田健一、斎藤学)
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