【パリ五輪】ウェンバンヤマは“ドリームチーム”アメリカ代表との対戦を意識せず「どこが相手だろうと関係ない」<DUNKSHOOT>
開幕が間近に迫ったパリ五輪。男子バスケットボール競技の金メダル最右翼は、やはりレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)らスーパースターが揃った“現代版ドリームチーム”のアメリカ代表だろう。 【動画】“怪物”ウェンビーのNBAスーパープレー集! とはいえ、ホスト国のフランス代表も負けてはいない。ルディ・ゴベア(ミネソタ・ティンバーウルブズ)やニコラ・バトゥーム(ロサンゼルス・クリッパーズ)、エバン・フォーニエ(FA)、ビラル・クリバリー(ワシントン・ウィザーズ)らNBA組に加え、ナンド・デ・コロやマティアス・レソーといった、ヨーロッパで活躍する実力者たちが多くロスターに名を連ねているからだ。 そしてなんといっても、ヴィクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ)である。身長224cmのサイズにスキルと身体能力を備え、攻守で絶大なインパクトを放つ“フランスの至宝”は、今大会の最注目プレーヤーの1人であり、頂点を狙うアメリカ代表にとっても最大の脅威となるだろう。 もちろん、フランスとしても母国開催のオリンピックで金メダル獲得を目指す以上、アメリカは避けては通れない相手であり、戦うとなれば激戦は必至だ。ただ、ウェンバンヤマはスター軍団を必要以上に意識することなく、自分たちのバスケットボールをすることにフォーカスしているという。パリ五輪に向けたメディアインタビューで「アメリカ代表との試合を楽しみにしているか」と問われたウェンビーはこう答えた。 「強豪国との対戦は全部楽しみだよ。でも本当に大事なのは自分たち自身。僕たちは金メダルを手にできるよう努力しているのだから、どこが対戦相手だろうと関係ない」 フランスはグループB、アメリカはグループCに属しているため、両国が対戦するとなれば決勝トーナメントとなる。もし激突した場合、どちらに軍配が上がるのだろうか。 構成●ダンクシュート編集部
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