男性の75%が「頭髪・頭皮の悩み」を抱えていることが発覚!洗髪や風呂の頻度も調査
夏場は汗で頭皮の不快感が増すことから、シャンプーやスカルプローションなどのケア商品に注目が集まる時季。特に2024年の夏は猛暑が続いたため、頭皮のベタつきやムレが気になった人も多いのでは? 【画像】毎日洗髪する男性は約7割という結果に そこで、男性専門の総合美容医療「ゴリラクリニック」は、2024年7月11日~18日の8日間、20~60代の男性941名を対象に、「頭髪・頭皮に関する意識や悩みについての調査」を実施(※インターネット調査)。また、同院では2020年8月にも20~50代の男性600名を対象とした同様のアンケート調査を実施しており、今回は一部質問において4年前の調査データとの比較も行い、頭皮・頭髪への意識の変遷を探った。 ■75%が「頭髪や頭皮の悩みがある」と回答! まず、「頭髪や頭皮の悩みがあるか」の質問に対して、75.0%が「ある」と回答。20~60代男性のおよそ4人中3人が、なんらかの頭髪・頭皮の悩みを抱えていることが明らかになった。また、4年前との比較では20~50代男性で悩みを抱える割合が12.1%増加し、全体的に頭髪や頭皮の悩みを抱える人が増えていることがわかる。 「頭髪や頭皮のケアをしているか」の問いには、64.0%が、「日ごろ頭髪・頭皮のケアをしている」と回答。世代別では特に40代男性での関心が高まっており、14.7%増加している。 前述の質問「頭髪や頭皮の悩みがあるか」の問いでは、特に20代男性が13.7%増(58.0%→71.7%)、30代男性が18.4%増(61.4%→80.0%)と、若年層が頭髪・頭皮の悩みを抱えていることが顕著に表れたのに対し、一方で「日頃から頭髪や頭皮のケアをしているか」の問いでは、20代男性は8.1%増(58.0%→66.1%)、30代男性は10.3%増(58.0%→68.3%)と微増にとどまる結果に。頭髪・頭皮の悩みを持つ人の増加数ほど、ケアをする人は増えていないという結果になった。 「頭髪や頭皮のケアをする理由」としては、「身だしなみ(51.0%)」と「薄毛予防(43.7%)」が主要な理由となっている。20代、30代ではケアの理由として「薄毛予防」がそれぞれ2位、3位に入ってくるなど、若年層でも薄毛予防への意識が高まっているようだ。 「頭髪や頭皮の悩み」の内訳として、20代の悩みの4割(37.2%)が「かゆみ」であることに対し、60代の半数は「薄毛」「白髪」と回答するように、加齢とともにこれらの悩みが増加している傾向にあることがわかる。 ■SNSで話題の“風呂の頻度”も調査 近ごろSNSで“風呂キャンセル界隈”や“夏場のにおい問題”が話題になっていたが、「直近の洗髪、入浴の頻度」については、洗髪と入浴どちらも「毎日1回」が最多で、7割近くの男性がそのように回答した。一方で、「1日に数回」「毎日」を除いた回答は約2割存在しており、毎日お風呂に入らない、洗髪しないという人も一定数いることがあらためて明らかに。 そんななか、「他人の頭髪や頭皮が気になるか」という設問には、73.1%の男性が「他人の頭髪・頭皮が気になる」と答えた。特に40代では約8割の人が他人の頭髪・頭皮を気にしていることが判明し、多くの人が自分だけではなく、他人にも目線を向けているようだ。 今回の調査結果から、4年前と比較して多くの男性が自分の頭髪・頭皮へ悩みを抱えるようになっており、さらに自分だけでなく、他人の頭髪・頭皮も気にするようになってきていることがわかる。加えて、頭髪・頭皮への悩みが少ないかと思われた若年層も、20代は71.7%、30代は80.0%と、多くの若者が悩みを抱えていることが顕在化した。 ゴリラクリニックでは、このような頭髪・頭皮の悩みの増加傾向を受け、2024年8月より、頭皮ケアに効果的な治療「ハイドラスカルプ」を全院で導入したとのこと。毎年記録的猛暑を更新し続けていることもあり、これからは中高年だけでなく若年層も自宅ケアと併せてクリニックの医療美容などを活用しながら、頭髪・頭皮ケアを行っていく必要がありそうだ。