【漫画】学童から電話、小1息子が「黒い車に乗った」母の心臓がヒュッ! てん末に「ドキドキして読んだ」【作者インタビュー】
家で仕事をしている母のもとに、学童から電話が…
生きた心地がしなかった出来事を描いたマンガ「心臓がヒュッとした話。」が、Instagramで9000以上のいいねを集めて話題になっています。 【マンガ本編】学童から電話、小1息子が「黒い車に乗った」 母の心臓はヒュッ! 家で仕事をしていると、小学1年の次男が通う学童保育から、「学童に来ていない」と電話がありました。次男の同級生が、「黒い車に乗って帰るところを見た」といっていたらしく、それを聞いた母は頭が真っ白に……。読者からは、「生きた心地がしないですよね」「ドキドキしながら読みました」「うちは110番したことがあります」などの声があがっています。 このマンガを描いたのは、フリーライターのまめねこさんです。自身の体験談やフォロワーの体験談をマンガにして、Instagramやブログ「まめねこノート」で発表しています。まめねこさんに、作品についてのお話を聞きました。 ーーこのとき、次男くんが見つかるまでどのくらいの時間がかかったのでしょうか? 家にいるときに連絡をいただいてから、20分足らずで見つかりました。しかし、その20分がものすごく長く感じました……。じっと待っているなんて、とてもじゃないけどできなくて(泣)。すぐに家を飛び出し、学校に向かいました。学校に着いてすぐにまた連絡がきた、という感じです。 ーー次男くんは、駐車場で不安にならずに待っていたのでしょうか? 「遅い……」とは思っていたそうですが、私が迎えに来ると思い込んでいたので不安はなかったそうです。駐車場で私の車を探してうろうろしていた、といっていました。 ーー次男くんは普段、病院などの予定があるとき、お迎えの時間を覚えているのでしょうか? 予定は覚えているのですが、そこに至る過程を忘れることが多いです。今回ならば「歯医者に行く予定」は覚えているけど、「だから学童は16時まで」が抜けて、「歯医者に行く=すぐ帰る」になってしまった感じです。発達凸凹の特性かもしれません。 ーーこの出来事がきっかけで、まめねこさんに何か心境の変化はありましたか? 毎日そばにいられることがどれほど幸せことなのか、再認識しました。普段気になる「宿題をしない」とか、「服を脱ぎっぱなし」とかは、しばらくどうでもよくなるほどでした。とはいえ、喉もとを過ぎると結局気になるのですが……。イライラしたときは、このことを思い出して心を鎮めています(笑)。 ーーマンガを描くときに、気を付けていることはありますか? 時間が経つとどうしてもそのときの気持ちを忘れてしまうので、描きたい出来事が起きたら、なるべく早く描くようにしています。不安や動揺が残っているうちでも、とりあえずラフは描いています。「ほかのママたちに、どうしても共有したい!」という思いで……(笑)。 ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか? 「私も絶対震える」「これは怖い」となどのコメントをたくさんいただきました。私自身に心配性なところがあり、この慌てっぷりは自分だけかと思いましたが、共感していただけてほっとしました。コメント欄には、皆さんが体験した「心臓がヒュッとした出来事」が100件以上寄せられました。 ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。 この体験をシェアしたかったのと、忘れたくないエピソードだと思ったのでマンガにしました。マンガにして自分の気持ちを消化したいという思いで描きました。 ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。 これからもわが家の話に限らず、ママたちとシェアしたいことをマンガにして伝えていきたいと思っています! いつも親目線でのエピソードになりがちなので、子供たちの声を伝えるマンガも描きたいな、と思っている今日この頃です。
マグミクス編集部