「揚げものは美容には大敵?」 神崎恵が明かす、息子の好物と 体形維持の“両立”
忙しいときは鍋!
──忙しいときや時間がないときは、どうされているのですか? そういうときは鍋です。鍋って、味よし、バランスよし、ヘルシーで身体もあたたまる最強のメニューなんですよ。正直、私は毎日鍋でもいいなと思っています(笑)。 だから鍋のレパートリーはものすごくたくさんあります。 夏におすすめの鍋メニューもあります。それが「だししゃぶ鍋」。 「もう今日は何も作りたくなーい!」というときは、これが助かります。 長ねぎの代わりに千切りキャベツ、市販の白だしの代わりにお醤油を使えば、無限にキャベツも食べられるヘルシーメニューにもなります。 ──お料理を楽しく作り続けるには何が大事だと思いますか? 慣れですね(笑)。美容は日々の小さなことの積み重ねですが、お料理も同じだと思います。 「ある日とつぜん劇的に料理がうまくなる」ことはありませんし、毎日家族から褒められたり感謝されたりするわけでもありません。 でも、どうせやるんだったら、イヤイヤ作るのではなく、慣れてしまったほうが身体も気持ちもラクになります。 私はそうやって、自分が少しでも楽しく負担にならない方法で料理を作り続けてきた。ただそれだけです。 でもそれがこうやって一冊の本になり、息子たちが私のレシピでお料理を作ってくれたりするのを見ると、作ってきてよかったなと思います。 毎日のご飯は、生きる力。これからもいろいろな気持ちをご飯に託して、料理を作っていけたらと思っています。 神崎恵 美容家。1975年神奈川県生まれ。美容誌をはじめ、『ESSE』(扶桑社)ほか多くの雑誌で連載を持つ他、 企業のタイアップやイベントの出演も多数。また、コスメブランドのアドバイザー、アパレルブランドとの 商品開発など活動の幅を広げている。 3人の息子をもつ母として、日々の暮らしや美容情報満載のInstagramはフォロワー数80万人超え、 現在は神崎美容塾の塾長として、後進の育成にも尽力している。書籍も数多く執筆し、 著書累計発行部数は170万部を突破。料理本としては本書が初。 撮影/花盛友里(人物) 山川修一(料理) ヘア/津村佳奈(Un ami)
相澤洋美