「私たちが恋する理由」主人公の恋を揺るがす伊丹役・杢代和人が恋する存在は…
――一方で、葵役の久間田さんはいかがでしょうか? 「久間田さんは雰囲気がすごく柔らかくて、少し天然なところもあり、いい意味でお話ししていても緊張しない方。笑顔もすてきで、風磨くんと久間田さんが会話している姿を見ていると、お二人の相性の良さを感じます。いつも明るく楽しく撮影していて、本当に笑いの絶えない現場です」 ――そんな「わたこい」の現場における杢代さんの立ち位置は? 「末っ子イジられキャラです。当初、僕をイジるのは風磨くんだけだったのですが、日に日に久間田さんも加わってきて…。僕自身、イジられるのもそれにツッコむのも好きなので、そのやりとりを重ねるうちに最近はスタッフさんからもしっかりイジられるようになり、日々ツッコんでいる状況です(笑)。でも、現場によってはコミュニケーションを取るのがなかなか難しいこともあるので、皆さんと仲良くできるのが本当にありがたくて…。齊藤(なぎさ)さんは共演が3回目で、佳久(創)さんは同じクールにニチアサ(日曜朝のヒーローもの)、久々に2人にお会いできたのもうれしかったです」 ――伊丹は新入社員役ということで、スーツ姿の杢代さんに新鮮さを感じているファンの方も多いのではないでしょうか。 「そうですね。僕自身、今年20歳になったのもあって、まさに新入社員な気持ちでお芝居ができているかなと。会社員役が初めてなので分からないことも多いのですが、逆に慣れていないところが今回はうまく作用していると思います」
――伊丹を演じる上で、監督やスタッフ陣から受けた指示やアドバイスはありますか? 「“あざといところは120%あざとく、誇張してやるぐらいがちょうどいい”と言っていただきました。物語の中でアクセントとなる役割を務めることが多いので、出し惜しみせず、あざといシーンのみならず決めるところは120%でやることを心掛けています。ちなみに、今後もあざとさ120%なシーンが登場しますので、ぜひご注目いただきたいです!」 ――撮影時の楽しかった、もしくは苦労したエピソードを教えてください。 「もう全部楽しいですね。でも最近、恥ずかしいのですが、かんでしまってなかなか言えなかったセリフ(第2話)がありまして…。その時も風磨くんがイジってきて、『もう次決めないと引退だな』みたいなことを言ってくるんです!(笑) それにツッコミもしつつ…だったので、余計に頭の中が整理されず焦りました(笑)。ご迷惑をお掛けしたことを反省しつつ、風磨くんのイジりに救われることも多いです」