大ぶりの春巻きがメインディッシュ! 岡崎市の山奥の隠れ家で大繁盛「はるまき食堂凸凹」
岡崎市の山奥に「極上の春巻きを提供する隠れた名店がある」とのウワサが。そこで出合ったのは、常識を覆す絶品春巻きです。春巻きはサイドメニューとして認識されがちですが、ウワサの店では、メインディッシュとして楽しめるそう! 今回は、その魅力とともに、オーナー夫妻の素顔にも迫ります。 【関連動画】千原ジュニアの愛知あたりまえワールド☆
山奥なのに大行列になっている「はるまき食堂凸凹(でこぼこ)」
山道を進むこと20分、奥深くの山中に突然の人だかりができています。人々が並ぶ建物には、確かに「はるまき」と書かれた看板がありました。 やってきたのは、名古屋から車で約1時間、岡崎市の山奥に佇む「はるまき食堂凸凹(でこぼこ)」。社長である公美子さんと夫の善行さんを中心に、温かいアットホームな雰囲気が漂っています。
「はるまき食堂凸凹」の目玉料理が「サイドメニューじゃない」特製春巻きです。一般的な春巻きとは一線を画すその見た目。箸で持つと重みがあり、大きさも驚きです。中には具がぎっしり詰まっていて、ひとたび口に入れると、具材のうま味が口いっぱいに広がります。
食べ応え抜群の春巻きの原点とは?
評判の春巻きは全部で5種類。ひき肉、しいたけ、メンマが入った「うちのはるまき」は特に人気があり、ほかにも「ピリ辛肉ごぼう」「鶏チーズの大葉巻き」「なす柚子味噌」「チャーシューはるまき」といったユニークなラインナップが揃います。時には、気まぐれで新作が登場することもあります。 ほとんどのお客さんが3つの春巻きを選び、小鉢、スープ、雑穀米のご飯が付く「はるまき定食」を注文。開店から30分で完売することも珍しくない人気ぶりです。
この春巻きの魅力の原点は、公美子さんが幼い頃から食べていた“お母さんの春巻き”にあります。母の愛情たっぷりの味を再現するため、営業前に1つひとつ丁寧に、具材がたっぷり入るように巻いているのです。 そのため中はふんわりしていて、油っぽさがなくあっさりとした味わいです。お客さんからは「春巻きの概念が変わった」との反響をもらうこともあるといいます。