岸田首相「閣僚も気兼ねなく論戦を」 総裁選“現職閣僚”も出馬に意欲?
これまで名前があがっているのは現職閣僚も含む、茂木幹事長、河野デジタル相、高市経済安保相、石破元幹事長、小林前経済安保相、小泉元環境相、野田元少子化相の7人でした。こうした中、岸田首相は15日朝、閣僚との懇談会で「職務に支障のない範囲で堂々と論戦を行ってほしい」と話したということです。 すると早速、現職閣僚から、総裁選への出馬を検討する発言が…
──出馬の考えは? 斎藤経済産業相(15日午前) 「昨日からけさに向けまして私のところに『総裁選に出るべきだ』『出てほしい』『あなたしかいない』みたいな連絡が数多くよせられました。それらの声はいい加減な気持ちではなくて、切実な思いの元で発せられているなと私も感じるところがあります。今はそういう声を真剣にお聞きしていかなくてはいけないのかなと、思い始めているところです」 斎藤経済産業相が、出馬を検討する考えを示したのです。
さらに、上川陽子外務相も突然、自ら取材の場を設定。岸田首相の不出馬について受け止めを聞いたところ… 上川外務相(15日午後) 「私自身ではありますが、何をすべきか熟慮をした上で決断をし、それを行動に移していく覚悟でございます」 「熟慮し決断する」と総裁選への出馬を検討する考えを示しました。 ◇ 誰がポスト岸田の座を射止めるのでしょうか。総裁選の日程は20日に決まります。