プレミア記念切手が最盛期の「2割以下」で購入可能に…趣味の王様「切手収集」はなぜ衰退してしまったのか
高騰する前に切手を買おう
話をもとに戻そう。切手を集めたくなったらどうすればいいのだろうか。切手商に赴いてもいいが、ひと昔前の記念切手であればチケットショップでも額面以下で購入できる。もちろん郵便局で買ってもいい。少ない資金で集めることができるのは、やはり切手が“趣味の王様”たるゆえんであろう。 この先、切手の再ブームが起こらないとは限らない。フォロワー10万人の“切手YouTuber”が登場したり、切手コレクションをテーマにした漫画が流行したりして、注目される可能性もある。高級腕時計やポケモンカードのようなえげつない価格に高騰する前に、切手に興味をもった人はコレクションを始めてみてはいかがだろうか。 ライター・山内貴範 デイリー新潮編集部
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