「恋愛はしなかったところで死にません」MEGUMIさんが語る『大人の恋愛観』
グラビアアイドルとしてデビューし、現在は女優として活躍するMEGUMIさん。『美の伝道師』と称され、ご自身の美容法について紹介した書籍『キレイはこれでつくれます』(ダイヤモンド社)が50万部を突破するベストセラーになりました。 【漫画】こちらもチェック!心のモヤモヤを吹き飛ばす痛快コミック『メンタル強め美女白川さん』 新刊『心に効く美容』(講談社)は、「疲れているときや辛いときに自分の美容法や思考法が役に立てれば」というMEGUMIさん本人の強い思いで実現した一冊。一生使える美容法や、メンタルケアメソッドを紹介しています。 今回はそんな『心に効く美容』から、MEGUMIさんが考える「オトナの恋愛観」についてのエッセイをお届けします! ■大人の恋愛観 世の中、「恋愛してないとダメ」「恋愛してないなんて、いい女じゃない」みたいな風潮に縛られがちですが、私が思うに、恋愛はしなかったところで死にません。恋愛がなくても幸せになる方法はいくらでもあると思っています。 逆に、恋愛に依存しすぎて自分を見失ってしまうのは要注意です。仕事をバリバリやって、趣味や旅行も楽しんでいるアクティブな女性も、一転恋愛となると「連絡が来ない、どうしよう」「浮気されたらどうしよう」「ほんとに私のこと好きなのかな」と極端に弱くなって悩みに悩んでしまう。その気持ち、よ~く分かります。 大人になると相手の立場を察しすぎて、許すことが増えてしまいがちです。嫌われたくない! の気持ちもあって素直な感情が言えず、「気づいてよ! 分かってよ!」という思いだけが募っていく。 息子を育ててようやく分かったんですが、男性という生き物は、言わないと一生分かりません(笑)。恋愛上手な女性は、傷ついたことや望んでいることは、その都度軽めなテンションで(できれば愛想よく)伝えて、気持ちを切り替えるのがとても上手です。相手に気を遣いすぎたり、嫌われたくないと我慢しつづけても、結局不安な気持ちは何も変わらず、破滅の道をたどりがちです。たとえ一緒にいられたとしても、いつか必ず自分の気持ちが壊れてしまう。ダメならしばらく放っておいて、自分の時間を楽しむ! くらいのゆるい感覚が必要なんですね。 「この人モテるな~」と思う女性は共通して、皆さん恋愛だけに生きていなくて、自立した時間を持っています。結局、男女問わず、自分を楽しめている人はキラキラとしていて気持ちに余裕がある。そんな姿に人は惹かれるものです。大人の恋愛観は、依存や執着をせず、軽やかに! が理想。人生最後のときに一緒にいる人とゆっくり出会っていけたら、ぐらいの感覚でいたいと個人的には思っています。 ※本記事はMEGUMI著の書籍『心に効く美容』から一部抜粋・編集しました。 著=MEGUMI、撮影=東 京祐/『心に効く美容』(講談社)より