【大学選手権】大商大タイブレークで早大に惜敗 今春初登板の星野世那が無失点11Kも援護なし
<全日本大学野球選手権:早大1-0大商大>◇11日◇2回戦◇東京ドーム 大商大(関西6大学)が延長タイブレークの末、早大(東京6大学)に敗れ、準々決勝進出を逃した。 今春初登板で、昨秋も1登板のみだった星野世那投手(2年=近江)が先発。8回0/3を11奪三振無失点の好投を披露した。高校時代は現西武の山田陽翔投手(20)と同級生で夏の甲子園では準決勝に進出した経験がある。 前戦で完封した鈴木豪太投手(3年=東海大静岡翔洋)は9回無死一塁から登板し、9回は無失点で抑えた。 打線は9回まで4安打無得点。0-0で延長タイブレークに突入した。 鈴木が無死一、二塁から始まる10回表も右犠飛の1点のみで粘ったが、裏の攻撃で追いつくことはできなかった。 プロ注目の4番渡部聖弥外野手(4年=広陵)と、1回戦で決勝打を放った真鍋慧(けいた)外野手(1年=広陵)はともに4打数1安打だった。 星野は「正直できすぎたのはあります」と謙虚に振り返った。