オリオールズの2世新人ホリデーがMLB1号本塁打 右翼場外への球団最年少グランドスラム
○ オリオールズ 10-4 ブルージェイズ ● <現地時間7月31日 オリオールパーク・アット・カムデンヤーズ> ボルティモア・オリオールズが同地区最下位ブルージェイズにカード勝ち越し。ルーキーのジャクソン・ホリデー内野手(20)がMLB初本塁打を放った。 ホリデーは試合前にメジャー再昇格を果たし、「8番・二塁手」で先発出場。1点リードで迎えた5回裏、一死満塁での第3打席。ブルージェイズ2番手の右腕ジェリー・ロドリゲスに対し、2球で追い込まれながらも3球目のスライダーをフルスイング。打った瞬間確信の一発は右翼スタンドを超え、場外へのグランドスラムとなった。 ホリデーの1号本塁打で突き放したオリオールズは、その後も追加点を重ねて10得点の快勝。先発グレイソン・ロドリゲスがアメリカン・リーグトップの13勝目をマーク。ブルージェイズとの同地区4連戦を3勝1敗で制し、地区2位ヤンキースと0.5ゲーム差をつけて地区首位に立っている。 ホリデーは、ロッキーズやカージナルスなどで活躍したマット・ホリデー氏を父に持つ2世選手。2022年のドラフトで全体1位指名を受けてオリオールズに入団し、今季開幕前にはMLB全体1位有望株という評価を受けていた。 現地時間4月10日のレッドソックス戦で父と同じ背番号「7」を身に着けてMLBデビューを果たすも、デビュー10試合でわずか2安打と苦しみ、マイナーへ降格。約3ヶ月ぶりの再昇格に応える初本塁打は20歳240日、球団最年少でのグランドスラムとなった。
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