世界的に注目されるラッパー・MFS、転機は「大阪」に住みはじめたこと
ラッパー・MFSが、これまでのキャリアや、4月にリリースする自身初のアルバムについて語った。 J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。3月10日(日)のオンエアでは、MFSがゲスト出演した。
ラップを始めた転機を振り返る
東京出身・大阪在住のラッパーのMFS。今回、ゲストに初登場したMFSに、まずはラッパーになった経緯を聞いた。 MFS:今所属しているクルー(Jointz Family)の人たちに出会って、「ラップをやってみなよ」ということで。当時は全然ラップをやっていなかったんですけど、始めてみたら「いい感じじゃん」となりました。 クリス:どうやってクルーの方たちと出会ったんですか? MFS:大阪旅行に行ったとき、もともと知っていたのでライブを観に行ったときに仲良くなりました。 クリス:なるほど。今の活動拠点は大阪なんですよね。東京育ちで大阪に移って、心境はどうですか? MFS:住みやすいですね。最初に「私ここかも」と思いましたね。新しいことが好きだったのでカルチャーショックみたいな部分も感じて、住んでみようかなってところから4年ぐらい経ちました。 クリス:今は関西弁ですか? MFS:関西の話になると関西弁になります(笑)。 クリス:大阪にいたほうがラップが弾むような気がしません? なんとなくですけれど、語感だったりとか。 MFS:たしかに。私のクルーの特徴でもあるかもしれないんですけど、大阪の人って自由でラフな感じがあるし、ラップも自由に始められてよかったんですよね。 クリス:だいたい欧米の人は大阪のほうが居心地がいいって言うんだよね。人と接しやすくてオープンになりやすいらしいです。MFSさんは日本とアメリカにもルーツがあるそうですが、英語のラップもばっちりですか? MFS:実は英語は全然わかってないんですよ。ただ、幼少期からから聴いてきた音楽がヒップホップだったりR&Bだったりしたので、もともとのグルーブとしては英語のほうが韻は踏みやすかったりしますね。