世界的に注目されるラッパー・MFS、転機は「大阪」に住みはじめたこと
世界中で人気のオンラインゲームで楽曲が採用された
2021年から楽曲のリリースを開始したMFSは、2022年にシングル『BOW』が人気ゲーム『Overwatch2』に使用されたことで世界的にヒットした。 クリス:ラップを始めてそこまで期間が経っていないにも関わらず、ワールドワイドヒット。すごいですよね。誰に感謝します? MFS:ゲーム会社の人ですよね(笑)。 クリス:ですよねえ。このヒットでご自身にどんな変化がありました? MFS:「ラッキーだな」ぐらいで、そこまで大きい変化はないかなあ。 クリス:グローバルにヒットしたんだなってことはSNSとかで伝わってきます? MFS:そうですね。ヒットしたのも他の人からメンションされて気付いた感じでしたね。 クリス:実感はあります? MFS:ヒットしたのが国内で曲を出してから1、2年ほど経ってからだったんですね。外国のゲームファンのなかで聴いてもらったのがきっかけなので、日本でどうこうっていうのは正直なかったんです。なので、海外とのギャップはちょっとだけありますね。 クリス:なるほど。自分のなかではヒットで知名度は当然上がるわけじゃないですか。「私、ラッパーなんだな」っていう自信はつきましたか? MFS:そうですね。こうなりたいとかで曲を作っていなくても、そういうところからいろんなきっかけとかチャンスはあったりするので、懲りずに続けていこうと思うようになりました。 クリス:サクセスの階段をのぼっていますけども、今後の目的は見えましたか? MFS:(ラップを)ずっと続けたいってことしか今のところないですね。 クリス:やっぱりグローバルで活躍したいっていう思いはありますか? MFS:曲を作っているからには全国の人に聴いてもらいたいっていう思いはあるんですけど、自分らしく作り続けたものをみんながキャッチしてくれたらいいなという思いがあります。 クリス:少し前は国を飛び出すことって難しかったけど、今は世界で聴いてくれることがすごく簡単になりましたもんね。