日大、9区で無念の繰り上げスタート 8区ランナーは無人の中継所で苦悶 ネット悲鳴「繰り上げ、涙」「込み上げる思い、止められない」
◇3日 箱根駅伝・復路 9区(23・1キロ)スタート地点の戸塚中継所では、日大が先頭・青学大の通過から20分たっても走者が来ず、無念の繰り上げスタートとなった。 青学大通過から20分が経過し、無念の号砲で9区・小路翔琉(3年)が白タスキを掛けてスタートした。8区・大橋優(4年)は無人の中継所を走り抜けると、表情をゆがめ、うなだれたた。 X(旧ツイッター)では「繰り上げつらい」「繰り上げ、、涙」「上位のレベルが高すぎて繰り上げスタートのハードルがかなり上がってる」「繰り上げスタートで号泣」「毎回泣きそうになる」「込み上げる思いを止められない」などと悲しむ投稿が拡散した。 日大は往路で青学大から13分3秒遅れたため、午前8時10分に復路一斉スタートを切っていた。中継した日本テレビによると、戸塚での繰り上げスタートは同大学史上初の屈辱だった。 レースは2年ぶり総合優勝を狙う青学大の塩出翔太(3年・世羅)が1時間4分15秒(速報値)で区間賞の走りで首位をキープ。1分57秒遅れで2位・駒大が続いている。
中日スポーツ