カブスで昨季まで3年連続20発以上のウィズダムが韓国・KIA加入へ「30本は十分に…」現地記者報道
カブスをFAとなったパトリック・ウィズダム内野手(33)が、韓国プロ野球(KBO)のKIAタイガースと契約合意に達したと15日、韓国・聯合ニュースのユ・ジホ記者が自身のX(旧ツイッター)で報じた。 ウィズダムは18年にカージナルスでメジャーデビュー。レンジャーズなどを経て、20年シーズン途中からカブスでプレー。21年から3年連続20本塁打以上を放った。今季はベンチスタートが増え、75試合で打率・171、8本塁打、23打点にとどまっていた。メジャー通算は455試合で打率・209、88本塁打、207打点。 長打力はあるものの三振の多さでも知られ、メジャー通算1311打数で540三振を喫している。 ただ、米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は今季、KBOのNCダイノスで46本塁打を放ち、本塁打王を獲得したマット・デビッドソンもメジャー時代はウィズダムと似たプレーヤーだったと指摘。「ウィズダムが好成績を収める可能性は十分にある」と記した。 韓国メディア「OSEN」もウィズダムがKIAタイガースと契約する方向で話が進んでいると報じ、球団関係者の話として「30本は十分に超えるだろう」と長打力に期待を寄せていると記した。 KIAタイガースは今季、韓国シリーズで7年ぶり12度目の制覇を果たした。