リバプールDFの移籍を受け板倉滉のオランダ復帰が前進か? 王者・PSVが18.7億円オファーと報道
ボルシアMGの日本代表DF板倉滉(26)だが、エールディビジに復帰する可能性が前進するようだ。 板倉の獲得を目指すのはエールディビジの王者であるPSV。今夏の移籍市場でセンターバックの補強を目指しており、そのターゲットはリバプールのオランダ人DFセップ・ファン・デン・ベルフ(22)だった。 しかし、移籍金の高さに懸念があると、22日にブレントフォードへの完全移籍が決定。PSVは獲得ならず、候補の1人であった板倉の獲得に注力することになると見られている。 ドイツ『ビルト』によれば、板倉の獲得に関してPSVからのオファーが届いているとのこと。スポーツ・ディレクター(SD)のローランド・ヴィルカス氏がコメントしている。 「我々の頭の中にはDFを諦めるというシナリオは全くない。その代わり、市場が動き始めたら、我々は可能な限り最も多才な選手を迎え入れたいと思っている」 ボルシアMGとしては板倉を手放す気がないとのこと。一方で、板倉には契約解除条項が設定されているようで、残り2年となっているクラブとの契約延長を拒否した場合は、売りに出される可能性もあるという。ただ、その条項は通常であれば6月30日までに行使期限が設定されており、今は期間外だという。 ただ、移籍市場は開いており、何が起こるかはわからない。ヴィルクス氏も「グラードバッハのようなクラブが、一定規模以上のあらゆるオファーに対応しなければならないのは明らかだ」と語り、移籍金を積まれれば売却せざるを得ない状況になるとも語っている。 PSVが板倉獲得に提示したのは1150万ユーロ(約18億7000万円)程度とのこと。オランダ『Voetbal Primeur』は契約解除条項はそれ以下だと予想しており、ファン・デン・ベルフに投じる予定だった資金をそのまま使えば獲得は可能だろうと見ている。
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