前回優勝の積水化学、左から田浦英理歌選手、山本有真選手、佐藤早也伽選手、佐々木梨七選手、新谷仁美選手、森智香子選手(写真：日刊スポーツ/アフロ)

◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝（クイーンズ駅伝）〈24日、松島町文化観光交流館前～弘進ゴム アスリートパーク仙台 全6区間＝42.195キロ〉 【画像】前回大会優勝の積水化学 実業団の女子日本一のチームを決めるクイーンズ駅伝が24日に号砲。前日の23日に区間エントリーが発表されました 昨年、2年ぶり2回目の優勝を果たした積水化学は、磐石のオーダー。パリ五輪5000メートル代表の山本有真選手が区間賞を獲得した昨年と同じ2区。2023年世界選手権マラソン代表の佐藤早也伽選手を3区、ハーフマラソンの日本記録保持者の新谷仁美選手を5区に配置。1区の田浦英理歌選手と6区の森智香子選手も昨年の優勝メンバーで、トラックで日本選手権優勝経験もある楠莉奈選手を最短3.6キロの4区に置き、隙のない布陣で連覇を目指します。 一方、昨年2位のJP日本郵政グループは、世界選手権で入賞経験がある廣中璃梨佳選手が昨年区間賞を獲得した3区へ。2年連続でインターハイ2冠（1500メートル・3000メートル）に輝いた大物ルーキーのカリバ・カロライン選手は4区、東京五輪マラソン代表の鈴木亜由子選手は5区ら実力者を配置し、4年ぶりの頂点の座をうかがいます。 昨年は4位だった資生堂は、パリ五輪代表の五島莉乃選手が3区、高島由香選手が4区、一山麻緒選手が5区らが順当に区間エントリー。一昨年に大会記録を樹立したチームが女王返り咲きを狙います。 またパリ五輪のマラソンで6位入賞を果たした鈴木優花選手（第一生命グループ）は1区にエントリー。一方、パリ五輪は故障のため欠場した女子マラソン日本記録保持者の前田穂南選手は補欠に登録されています。