尾上右近、演じた赤丹役の衣装を「薄汚いですね~」 映画「十一人の賊軍」衣装&写真展
歌舞伎俳優、尾上右近(32)が30日、東京・日本橋三越本店で行われた出演映画「十一人の賊軍」(白石和彌監督、11月1日公開)のイベントに出席した。この日から同所で「公開記念 衣装&写真展」(11月4日まで)が開催。 同作は戊辰戦争の中、新発田藩(現新潟県新発田市)で起きた奥羽越列藩同盟軍への裏切りのエピソードをもとに、11人の罪人が「決死隊」として、憎き藩のため命を懸けて砦を守る葛藤を描く物語。砦の護衛作戦につく11人の罪人の1人で賭博の罪でつかまったイカサマ師、赤丹役の右近は衣装を前に「薄汚いですね~」と笑わせながら、着心地を聞かれ「とても良かったです。ただ夏場は暑かったですね。羽織を脱ぎたいなと思った時もありました」と現場での様子を明かしていた。