千秋さんが「シングルマザー生活はとても楽しく過ごせました」と語る理由|美ST
シングルマザー時代は週に一度は独身デー!ポテチを夕飯代わりにしたことも(笑)
もちろん離婚を勧めているワケではないし、離婚する必要がないならそれに越したことはありません。やはり大変なことですから。でも、その選択にネガティブさばかりが目立ってしまうのも違うような気がします。 人生をより良くする方法の一つとして、離婚という選択肢があったっていいはず。お互いが折り合いをつけられる地点を探すことで、円満とはいかないまでも前向きな選択になり得ると思っています。 今でこそ私のような前向きな離婚は普通になってきていますけれど、当時は珍しかったので、その後「千秋さんの離婚の方法を見て、私も離婚を決めることができました。ありがとう」ということをすごくたくさんの方に言われました。離婚に至る経緯は本当に人それぞれなので、これも多様性だなと思いますね。大事なことなのでもう一度言いますが、離婚を勧めているワケではないですよ(笑)。
離婚後、娘は週に1日は元夫の家で過ごしていたので、私にとってその日は「独身デー」でした。友達と夜遅くまで遊んだり、ごはんも作らなくていいから夕飯代わりにポテチを食べながらリビングで映画を観放題(笑)。そういう日が1日でもあると、ずいぶんストレス発散になりました。元夫もその日は娘を独占して楽しんでいましたし、年末やお盆には彼とそのご両親が娘を旅行に連れて行ってくれたりもして。元嫁抜きで、息子と孫と旅行に行くのだから最高ですよね(笑)。 娘が中学に進学してからは、もう私を通さずに勝手に連絡を取り合ってもらっていて、「今度パパにコレ買ってもらうんだ」なんて言ってましたね。 だから私、シングルマザーの時って全然大変だと思わなかったんですよ。娘が小さい頃、私が仕事のときはママ友達が10人くらいローテーションで娘の世話をしてくれた時期もあったりして。すごく周りに恵まれてるなぁと改めて感じます。 《衣装クレジット》 ブラウス・ベルト付きスカート・シルバーネックレス/Jane Marple パールネックレス・イヤリング/スタイリスト私物 リング/本人私物 撮影/寺田茉布(LOVABLE) ヘア・メイク/anna スタイリスト/小松未季(ROOSTER) 取材/キッカワ皆樹 編集/根橋明日美