【中学硬式野球ヤングリーグ】エイジェックカップ第32回ヤングリーグ選手権大会・兵庫加古川ヤングが優勝
9月7日、8日に開催される『2nd エイジェックカップ中学硬式野球グランドチャンピオンシリーズ(以下、エイジェックカップ)』。中学硬式野球5団体のそれぞれの優勝チームには、本大会への出場権が与えられ、日本一を決める戦いが繰り広げられる。 【写真】中学硬式野球5団体の代表者たち ここでは各リーグの決勝戦の模様をお届けする。第3回目は7月30日に開催された、ヤングリーグの一戦を紹介する。 7月30日に中学硬式野球ヤングリーグ「エイジェックカップ第32回ヤングリーグ選手権大会」が淡路佐野運動公園第一野球場で行われた。決勝戦ではヤング神戸須磨クラブ(以下、神戸須磨クラブ) と 兵庫加古川ヤング(以下、兵庫加古川)が対戦し、兵庫加古川が初優勝を飾った。 試合が動いたのは3回、兵庫加古川の2番・村田崇徳のタイムリーで先制すると、その裏すぐさま、神戸須磨クラブの3番・松山碧乾、4番・藤田篤志の連続タイムリーで逆転に成功。すると、続く4回、兵庫加古川の4番・廣田奏志がレフトへソロホームランを放ち同点に追いつく。 その後はランナーを出しながらも互いに譲らない展開となり、2対2のまま延長戦へ突入。タイブレークで一死満塁からのスタートとなった8回表、兵庫加古川の3番・山本航輝が押し出しとなる四球を選ぶと、4番・廣田、7番・松田康佑、8番・吉田颯にタイムリーが飛び出して一挙7点を奪う。 その裏、神戸須磨クラブも松山、藤田にそれぞれこの日2本目となる連続タイムリーで3点を返すも後続が倒れ、9対5で兵庫加古川が競り勝ち、史上4チーム目となるヤングリーグ春夏連覇を達成した。優勝した兵庫加古川は、9月7日、8日に開かれる『2nd エイジェックカップ』にヤングリーグ代表として出場する。 各リーグの覇者が集う『エイジェックカップ』は、9月7日神姫バスキッピースタジアム、9月8日阪神甲子園球場(決勝)で、中学硬式野球リーグの垣根を越えた大会として2度目の開催を迎える。
中学硬式野球マガジンWEB