コンチネンタル、二輪車向け超ワイド8.88インチディスプレイ発表…EICMA2024
コンチネンタルは、EICMA2024において、二輪車向けの8.88インチの4:1ワイドディスプレイを初公開した。
これは、同社のMultiViuテクノロジープラットフォームに基づく新製品。この超ワイドディスプレイの特徴は、バイクの限られたスペースを最大限に活用できる点にある。一般的な16:9や4:3フォーマットと比較して、より多くの情報を明確に表示することが可能だ。
また、法定で要求される情報に加え、ナビゲーションやスマートフォンの情報なども1つのディスプレイに表示できるため、2つ目のディスプレイが不要になるケースも多いという。
画質面でも優れており、1920□480ピクセルの高解像度と光学接合技術により、鮮明な画像と高コントラストを実現している。さらに、タッチ操作にも対応しており、使いやすさも向上している。
コンチネンタルはまた、8インチの縦型ディスプレイも発表した。新しいコネクティビティユニットと組み合わせることで、ユーザーフレンドリーな操作性と向上した乗車体験を提供する。例えば、スマートフォンとのペアリングなしでもオフラインナビゲーションやリアルタイムのルートガイダンスが利用可能だ。
このコネクティビティユニットは、eSIMに加えてGPS、Bluetooth、Wi-Fiもサポートしている。バイクを始動するたびに、ドライバーのスマートフォンと接続することができる。
これらの新技術により、コンチネンタルは二輪車の情報表示と操作性に新たな可能性をもたらしている。
レスポンス 森脇稔