【新NISA】投資初心者は高リターンよりも「後悔しない」選択を! 投資信託を選ぶポイント3選
2024年より「新NISA」がスタート。非課税保有期間が無期限になり、さらに活用しやすくなりました。 【写真で見る】新NISA「つみたて投資枠」インデックス投信が約8割!一覧表とあわせて性質をおさらい これをきっかけにして積立投資を始めた方、始めようと悩む方も多いのではと思います。相談を受ける側である筆者に対する「新NISA」に関するご相談も日ごとに増えてきました。 なかでも「何に投資すべきか」といったご質問をいただきます。同じような悩みを持っている方も少なくないのではないでしょうか。 新NISAつみたて投資枠の投資対象ファンドは、2024年2月29日時点で281本。選択が難しい理由は、その中から投資すべきファンドをメリット・デメリットを洗い出して考える必要があるためでしょう。 そこで今回の記事では、これから新NISAを活用して積立投資を始める方に向けてファンドの性質などを解説。記事後半では、後悔しないファンドの選び方をご紹介していきます。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
新NISA「つみたて投資枠」投資対象ファンドとは?
新NISA「つみたて投資枠」を利用して積立投資を行うには、金融庁が厳選した投資信託の中からファンドを選択しなければいけません。 つみたて投資枠の投資対象の要件とファンドの種類・本数は次の通りです。 ●新NISA「つみたて投資枠」の投資対象の要件 新NISA「つみたて投資枠」は、「長期」・「積立」・「分散投資」の資産運用を支援する制度で、投資対象となる投資信託は、金融庁の基準を満たすものに限定されています。 ・販売手数料はゼロ(ノーロード) ・信託報酬は一定水準以下に限定 ・顧客一人ひとりに対して、その顧客が過去1年間に負担した信託報酬の概算金額を通知すること ・信託契約期間が無期限または20年以上であること ・分配頻度が毎月でないこと ・ヘッジ目的の場合等を除き、デリバティブ取引による運用を行っていないこと ●新NISA「つみたて投資枠」投資対象ファンド 2024年2月29日の時点で、つみたて投資枠の投資対象ファンドは全部で281本あります。そのうち227本を「指定インデックス投資信託」が占めています。 ・指定インデックス投資信託:227本 ・指定インデックス投資信託以外の投資信託(アクティブ運用投資信託等):46本 ・上場株式投資信託(ETF):8本