中日・田島慎二投手が10月5日に引退セレモニー。ドラゴンズのピッチャー陣が抱く"思い"とは
月曜日の『CBCラジオ #プラス!』では、プロ野球実況を務めるCBCアナウンサー光山雄一朗が独自の取材を元に中日ドラゴンズの情報をお届けしています。10月4日から行われる3連戦が今シーズン最後の試合。中日ドラゴンズは結果こそふるいませんでしたが、注目のタイトル争いの行方も気になります。9月30日の放送ではこのタイトル争いについて、そして引退セレモニーを行なう田島慎二投手への各ピッチャーの想いを、光山が紹介しました。 【動画】何度見ても爽快!守護神・マルティネスが完璧なクロージング!【2分42秒~】
タイトル争い、注目は松山晋也投手
タイトル争い、まずはライデル・マルティネス投手のセーブ王が確定しました。また、最優秀防御率のタイトルに期待がかかります。 そんな中で光山が気になるのは、最優秀中継ぎを狙う松山晋也投手。タイトルの指標になっているホールドポイントは42で2位と、1位の阪神タイガース・桐敷拓馬投手を1ポイント差で追っています。 この記録に関して先日松山投手は「湖も山も2位ってぱっと浮かばないでしょ。2位だと意味はない。記憶には残るかもしれないけど、2位だったら記録には残らない。自分はアマチュアではなく、もうプロの世界で生きているので」と1位を目指していく姿勢を見せました。
今シーズンこだわってきたこと
松山投手がプロ2年目の今シーズンを過ごした上でのこだわりは、「まっすぐの速さを追い求めていくこと」だそうで、「スピードを上げればいろんなことが解決できる」と結論づけました。 例えば「何キロ以上だと相手バッターを抑える確率が高い」「速いボールをこのあたりに投げると抑える確率が高い」松山投手によるとこれらはデータで裏付けられているそうです。 アマチュア時代は数字やデータが充実していなかったため重視してきませんでしたが、プロの世界に入りデータが充実していることを実感し、データを重視するようになったそうです。 去年以上に今年、今シーズンはデータをチェックして参考にして試合に臨んでいる松山投手、1位というデータ(記録)を刻めることはできるのでしょうか?