近畿大の学生たちと化粧品メーカーのマックス（大阪府八尾市）が、奈良の特産品を使用したご当地コスメ「やまとcosmetic 米発酵液配合美容マスク つつまし顔ver」を開発した。奈良県内の土産店などで販売しており、関係者は「奈良のPR強化に努めたい」と期待を込める。 このマスクは、装着すると「奈良の仏様のようなつつましい顔になれる」というデザインで、柿の葉や日本酒など奈良の特産品を原料に使用した自然由来の美容成分を配合している。 同社は橿原市に奈良事業所があり、9割を同事業所で生産するなど奈良とのかかわりは深く、これまでも同大学と共同で奈良の柿の葉を使用した洗顔せっけんやハンドクリームを開発している。 今回のマスクとそのパッケージのデザインは、同大学経営学部商学科の金相俊（キムサンジュン）教授のゼミ生とともに、観光市場や購入心理の分析を行い、モチーフとなる奈良の仏の表情や色などを決めたという。1枚550円。県内の土産店やホテルの売店などで販売予定。
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