渋野日向子（ＡＰ）

◆米女子プロゴルフツアー　ＪＭイーグルＬＡ選手権　第３日（２７日、米カリフォルニア州・ウィルシャーＣＣ＝６２５８ヤード、パー７１） 　第３ラウンドが行われ、４５位から出た渋野日向子（サントリー）は４ボギー、１ダブルボギーの７７と振るわず、通算７オーバーで暫定７７位に後退した。 　この日は古江彩佳（富士通）と同組でプレー。渋野は１番でティーショットを右に曲げ、紛失球から４オン２パットのダブルボギー発進となった。その後もショートパットを外すなど精彩を欠き、前半に４つ落とした。後半も１２番で３パットなど２ボギーを喫し、７７。パット数３５とグリーン上で苦戦した。 　一方の古江は、１番で１・５メートル、２番で３メートルの連続バーディー発進。６番までに４つスコアを伸ばし、７バーディー、３ボギーの６７で３アンダーの暫定１０位に上昇した。初日の７４から、６９、６７と調子を上げ、この日はフェアウェーキープ率は１００％、パット数は２４と安定していた。 　ラウンド後、古江はＷＯＷＯＷの中継インタビューで「最初からバーディーチャンスについたところで取っていけたので、アンダーで回れた。昨日までショットで苦しんでいたが、今日はうまくいった。（修正点は）引っかけが多かったので、少し右に向くようにした。後半は耐えながらイーブンで抑えられた。（渋野と同組で）気楽に日本語で回れた。明日も集中して、アンダー目指して、もう少し上を目指して頑張りたい」と話した。 　日本勢は西郷真央（島津製作所）が７０で１アンダーの暫定２１位。畑岡奈紗（アビームコンサルティング）は１イーグル、７バーディー、２ボギーの６４と伸ばし、５アンダーの暫定６位に順位を上げている。