【ジューンS・東京11R】6番人気エリカヴァレリアが大接戦を制す!田辺も高評価「力をつけている」
8日、東京メインのジューンS(3歳上3勝クラス、芝2400メートル)は6番人気エリカヴァレリア(牝6・久保田)がメンバー最速の上がりで差し切り勝ちを収めた。勝ち時計2分25秒3(良)。 ゴール前は横一線での叩き合い。1~6着までが0秒2差にひしめき合う大接戦を6歳牝馬が制した。超スローペースの中、中団インを追走。直線は進路を確保しつつ外めからジワジワと脚を伸ばし、ゴール前でグイッと抜け出した。 「前走は直線で行き場を失ったところもあったので、ロスなく運べれば面白いと思っていた。直線も反応したように力をつけているのでは」と田辺がパートナーの成長をたたえれば、久保田調教師も「最後は(2着馬とのハンデ)4キロ差もあったけど、切れる脚を使えたように馬も本格化している」とここにきての充実ぶりを強調。6歳ながら今回がわずか2度目の東京で、最速上がりをマークしての勝利に手応えをつかんだ様子だった。
東スポ競馬編集部