キューバ選手の巨人入りが、メジャー市場に与える影響
全米スポーツネットESPNの電子版によると、キューバの国内リーグでプレーして、全日程の70%に出場した選手の年俸は、208ドル(約2万円)程度となる。本塁打王や最多勝などのタイトルを獲得できれば、更に41ドル(約4000円)がプラスされ、優勝チームには2700ドル(約25万円)が分配される、と報じている。それでも、日本のプロ野球の平均年俸と比較しても、その差は歴然だ。 2004年の開幕時点で、メジャーに入ったロースター選手は、19人。提示できる年俸では、日本は、資本力に勝るメジャーにこそ及ばないかもしれないが、今後は、安心と安全、母国の保証などを求めて、メジャーではなく、日本を選ぶキューバ選手は増えてくるだろう。