巳年・ヘビ年で話題 日置市民話に伝わる「ヘビの穴」
鹿児島放送
巳年・ヘビ年の2025年、日置市の民話に伝わるある場所が、話題になっています。 崖に空いたトンネルのような穴。日置市日吉町にある“蛇の窟”と呼ばれる場所です。高さは3メートルから10メートル、幅10メートルから15メートル、奥行きは15メートルほど。 シラスの崖が長い年月をかけて川の水で浸食され、大きな穴ができたとみられています。 地元に伝わる民話では昔近くにあった深固院という寺に説法を聞きに来ていた若い女性が実は神様の化身で、大蛇の姿になって山をぶち抜き、この穴ができたと伝わっています。 草木が生い茂っていましたが、地元の人たちが整備し、市が案内板を設けました。 訪れてみてはいかがでしょうか?