藤野と前澤のグラップリング戦。ケージに押し込めないリングで極めるのは？

　2024年12月15日（日）新宿FACEにて女子プロ修斗公式戦『COLORS Produce by SHOOTO Vol.4』が開催される。 【写真】元RISE QUEENのerikaの相手はパラエストラ小岩の吉成はるかに決定 　関東地区最終戦を締めくくる同大会では、既報の「epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2024 女子アトム級優勝決定戦」に加え、4カードが追加。 　まずはキックからMMA転向を表明した第2代RISE QUEENミニフライ級王者“三児のヒロイン”erika（THE BLACKBELT JAPAN）のプロデビュー戦の対戦相手が吉成はるか（パラエストラ小岩）に決定。 　2023年のインフィニティリーグで優勝した藤野恵実（JAPAN TOP TEAM）らとも真っ向勝負を挑んだハートの強さを持ち、今回のerika戦も躊躇することなく即決した。藤野戦後の5月の前戦は宝珠山桃花に判定負け。 　再起をかけて元キック王者だろうが関係なくその負けん気の強さをぶつけてくるだろう。女子選手ながら一撃でぶっ倒すハードパンチャーerikaのデビュー戦は激闘必至だ。 　その他にもインフィニティリーグ2019優勝から常に女子修斗のトップ戦線で戦ってきた杉本恵（AACC）の出場が決定。 　前回、藤野恵美と争われたストロー級世界王座決定戦での敗戦からの復帰戦となる。 　対する高本千代（高本道場）は、8.3 COLORS Vol.3で宝珠山桃花と対戦し、予想以上に善戦。引き分けに持ち込み、関係者から高い高評価を得た。定評のある寝技に加え、立ち技では蹴りも打てる成長著しい高本が世代交代を果たすか。それともレスリングベースの杉本恵が華麗なる復活を見せるか。 　また、プロデビュー戦となるマナカ（パラエストラ小岩）と中尾あずき（AACC）の女子修斗ニュージェネレーション二人によるマッチアップも決定。 　そして、現修斗ストロー級世界王者藤野恵実（JAPAN TOP TEAM）と、第6代DEEP JEWELSアトム級王者前澤智（リバーサルジム東京スタンドアウト)のグラップリングマッチもサプライズ決定した。日本女子MMA界の歴史を作り上げてきた「二人の女王」による新宿のリンググラップリングでは、より寝技の攻防となるか。 　今年の最後の「COLORS」、まだまだ追加カードを発表予定。修斗BASEオンラインショップでは、11月30日（土）まで“早割”チケット販売も実施中だ。 【新たに決定した対戦カード】 ▼ストロー級 5分2R 吉成はるか（パラエストラ小岩） erika（THE BLACKBELT JAPAN）※デビュー戦 ▼ストロー級 5分2R 高本千代（同級世界3位／高本道場） 杉本 恵（同級世界4位／AACC） ▼60kg契約 5分2R 愛日（パラエストラ小岩） 中尾あづき（AACC） ▼54kg契約 グラップリングルール 8分1R 藤野恵実（世界ストロー級チャンピオン／JAPAN TOP TEAM） 前澤 智（リバーサルジム東京スタンドアウト）