【ボートレース津】新田雄史がイチかバチかの整備で優勝戦に臨む
ボートレース津の「スポーツニッポンパール賞競走」は4日に5日目を開催。豊田健士郎は「回ってからの足は節イチですね!」と胸を張る。準優12Rも圧倒逃げを披露して、優勝戦の1号艇も確保。「負けないスタートを行きますから」と、GW戦制覇へ向けて意気込んだ。 他の準優1枠組・春園功太、荒川健太も逃げ切った。春園は9節連続優出、自己最高勝率もマークした。荒川もA1級勝負駆けに成功して、今節は展開にも恵まれている。 一方、新田雄史は「現状では優勝を目指せない。やったことはないけれど、新品リング4本を入れてみる」とイチかバチかの整備へ。「ペラはなるべく直線寄りにしていく。どんなペラでもターンはできるので」と徹底して足に寄せ、あとは自分のテクニックを信じるのみだ。 新田以上に足を求めているのは松尾拓。準優はチルト0.5度へ跳ねて3カドへ引いた。結果的にまくり差しで2着を奪ったが、優勝戦は6号艇になったことで「試運転次第になるけれど、もっと跳ねるかも。3度もないわけじゃないけれど、そこまで跳ねる確率は5%ですよ」と笑っていた。その5%があるなら、思わぬ波乱が待ち受けているかもしれない。
マクール