桐蔭学園、大阪桐蔭…頂点の行方は 全国高校ラグビー27日開幕
第104回全国高校ラグビー大会(毎日新聞社、日本ラグビー協会、全国高校体育連盟、大阪府、大阪府教委主催)は27日、東大阪市花園ラグビー場で開幕する。51代表校が出場して来年1月7日の決勝まで熱戦を繰り広げる。 前回覇者の桐蔭学園(神奈川)は2大会連続5回目の頂点を狙う。春の選抜大会を制した大阪桐蔭(大阪第1)は6大会ぶり2回目の優勝を目指す。34回目の出場で初めてAシードに推された石見智翠館(島根)も初の頂点を視野に入れる。 最長ブランク出場は京都工学院の9大会ぶり。伏見工として優勝4回を数え、学校の統合・再編により現在の校名になった2016年以降では初めての全国高校大会となる。最多出場は秋田工の72回目、最長連続出場は佐賀工の43大会で、それぞれ自校が持つ記録を更新した。初出場は13大会ぶりになかった。 27日午前10時から開会式が実施され、選手宣誓は城東(徳島)の小野晏瑚(あんご)主将(3年)が務める。午前11時から女子の東西選抜選手による対抗戦「U18(18歳以下)花園女子15人制」を開催する。1回戦は27日に3会場で計9試合を実施し、28日には1回戦の残り10試合が行われる。その後は隔日開催で、1月5日の準決勝前には単独チームを編成できない高校の選手による「U18合同チーム東西対抗戦」がある。 26日には東大阪市花園ラグビー場で代表者会議があり、各校の監督、主将らが出席して注意事項などを確認した。【石川裕士】