カンプノウ(C)Getty Images

バルセロナは、改修工事中の本拠地カンプノウに戻る日付が決まっていないことを明かした。 【ラ・リーガ順位表】バルセロナが首位を快走！ 収容人数を10万5000人に増やすことを計画し、昨年6月に始まったカンプノウの改修工事。その後、ジョアン・ラポルタ会長はクラブ創立125周年の11月29日に間に合わせるために拡大規模を減らして再開する目標を語っていたが、本拠地に戻る日付は決まっていないようだ。 現在はエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスをホームスタジアムとして使用している状況だが、7日に記者会見に出席したエレナ・フォルト副会長は「カンプノウに戻る正確な日付は決まっていない。今すぐ言うことはできないが、正しい方向に向かっている」と語っている。 「市議会は我々の計画を把握しているし、すべての安全プロトコルに従って複数機関からゴーサインを得ている」 『The Athletic』によると、バルセロナ関係者はカンプノウでの試合復帰は2月の可能性が高いと明かした模様。UEFA（欧州サッカー連盟）はチャンピオンズリーグのリーグフェーズで各クラブが同じ会場でホームゲームを戦うことを希望しており、会場変更はUEFAの許可が必要になる。バルセロナのリーグフェーズ最終戦は1月29日に予定されているため、それ以降になる可能性が高いようだ。 なおバルセロナは声明で、カンプノウの改修工事に伴いリュイス・コンパニスでホームゲームを行うことにより、試合日の収益が「1億ユーロ（約162億円）以上」減少したことも明かしている。完全な工事完了は2026-27シーズンまでと予定されているが、今後の動向に注目が集まっている。