年金生活で「お金が足りず生活が苦しい」と感じていませんか?申請すれば「給付金」が受け取れる対象かもしれません。
給付金の申請方法
最後に、給付金の申請方法について確認していきます。この給付金は自分で申請をしないともらうことができません。待っていても、年金のように振り込まれるわけではないので、注意が必要です。なお、現在すでに年金生活者支援給付金を受給している方は、新たな手続きは不要です。 老齢年金等をすでに受給しており、令和6年度の所得額が前年より低下したこと等により、新たに年金生活者支援給付金の支給対象となる場合、令和6年9月頃から順次、日本年金機構から簡易な年金生活者支援給付金請求書(はがき型)が送られてきます。はがきに必要事項を記入し、ポストに投函すると、認定請求の手続きが完了します。 これから老齢年金の受給を始める方で、年金の裁定請求手続きを行う場合は、年金生活者支援給付金の認定請求を併せて行います。老齢基礎年金の新規裁定手続きの案内に、年金生活者支援給付金の請求書も同封されているので、一緒に提出しましょう。 分からないことがある場合は、給付金専用ダイヤルや、近くの年金事務所に相談することが可能です。
まとめ
年金生活者支援給付金制度は、経済的に苦しいと感じている方にとって、大変ありがたい制度です。本年度初めて対象となった場合、忘れずに手続きを行う必要があります。9月以降に送られてくるはがきを、確認するようにしましょう。 出典 厚生労働省 年金生活者支援給付金制度について 日本年金機構 Q 年金生活者支援給付金の対象となるのはどんな人ですか。 執筆者:下中英恵 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者
ファイナンシャルフィールド編集部