【KNOCK OUT】久井大夢、過酷なトーナメントへ優勝宣言!かつて敗れた海外勢にリベンジなるか
12月30日(月)横浜武道館で開催される格闘技イベント『K.O CLIMAX 2024』の前日計量が29日、都内にて行われた。KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメントに出場する6選手(リザーブマッチ含む)が計量をパス。 第5試合に登場するKNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級&ライト級の同時2階級王者・久井大夢(19=TEAM TAIMU)は「僕のためのトーナメントだと思ってるんで、絶対優勝します」と優勝宣言した。 【フォト】トーナメント出場選手の計量ボディ! 同トーナメントは4人制のワンデイで争われる。 久井は新世代のKNOCK OUTエースで、22年には僅か3戦目でKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座に就く。その後返上も、昨年9月にはKNOCK OUT-BLACKライト級王座を獲得し、今年6月に龍聖から判定勝ちを収め、初代KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級王者に。その後も連勝するが、11月の前戦は、ロムイーサン・TIGER REONに首相撲の展開に持ち込まれ、延長判定負けした。戦績は12勝(4KO)4敗。 対するピッチ・ソムバッツ(21=カンボジア)はカンボジア武術クンクメールの強豪で、今年4月に久井に勝利しているパンチャー。戦績は71勝(44KO)4敗3分。 もう1つの組み合わせは下地奏人(20=RIOT GYM)vsロムイーサン・TIGER REON(31=タイ)。下地は沖縄出身で、今年8月の前戦は髙橋亨汰に延長判定勝利した。戦績は11勝(3KO)1敗。対するロムイーサンは先月久井に勝利したばかり。戦績は61勝(10KO)31敗2分。 計量後の会見でロムイーサンは「明日は試合頑張ります」、下地は「仕上げてきたので、それを見せるだけだと思うので楽しみにしててください」、ピッチは「すごくワクワクしていて、明日へ向けて頑張ります」、久井は「このトーナメント優勝して年末締めくくります」とそれぞれコメント。 ベルトを巻くために必要なことを聞かれ、ロムイーサンは「重要なことは第1試合KOで勝って、次の試合に臨むことが肝心だと思います」、下地は「純粋に楽しむことと、1回戦をKOすることが必要だと思います」、ピッチは「カンボジアの方々の応援の力で明日は勝ちたい」、久井は「このトーナメントで2つ勝って絶対優勝するので、その覚悟と気持ちを試合で見せたいです」と答えた。 また久井はベルトへの思いを「2人負けた選手がいて、このトーナメントは僕のためのトーナメントだと思ってるんで、絶対優勝します」と語り、優勝を誓った。久井はリベンジと共に優勝を飾れるか、過酷なトーナメントの決着を見届けたい。 <計量結果> ▼第6試合 KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級(-60kg)王座決定トーナメント/3分3R・延長1R 下地奏人(RIOT GYM)→59.95kg vs ロムイーサン・TIGER REON(タイ/REON Fighting sports GYM)→59.7kg ▼第5試合 KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級(-60kg)王座決定トーナメント/3分3R・延長1R 久井大夢(TEAM TAIMU/初代KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級王者、第2代KNOCK OUT-BLACKライト級王者、初代KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王者)→60.0kg vs ピッチ・ソムパッツ(カンボジア)→59.6kg ▼第1試合 KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級(-60kg)王座決定トーナメントリザーブマッチ3分3R・延長1R 小森玲哉(ONE`S GOAL)→59.95kg vs 優翔(team NOVA)→59.5kg