【シュートボクシング】リベンジマッチに臨む海人「負けたら終わり。いつもの試合とは違う」「自分が持っている全てを出して勝ち切りたい」
■ワクワクしてないし楽しみでもないけれど、勝ちたい
今後も海外修行には「行きたいですね。いろいろ学びたいし、日本で戦ったことがないタイプの選手とも練習させてもらったので、いろいろな選手と手を合わせた方がレベルアップ出来るので、海外に練習に行ってみたいと思いました」と意欲的。SB協会からは「今回のタイ遠征ではPKセンチャイムエタイジムでタワンチャイと練習する機会も作っていたんですが、海人が初日に行ったスーパーボンジムのジェンさん(トレーナー)のところで集中してやりたいと言うことで集中して練習しました。今後はタイで練習することもヨーロッパで練習することもある。海人が伸びるためにしていければと思っています」との話もあった。 ジェントレーナーは元々ゲオサムリットジムのトレーナーで、武尊も昔から交流があり、4月6日の『ONE Fight Night 21』で試合をした内藤大樹も試合前に師事していたトレーナー。「僕の強み、パンチとか蹴り合いをしても勝って行けると言っていたし、パンチのスピードが全然違うと言っていたのでそれがポイントになると言っていました。蹴り合いに対しても蹴り合いしていくためにそこでどう勝っていくかも教えてもらったし、その中で相手に蹴らせないやり方も教えてもらったので使っていきたいです」と海人。 「教えてもらったことを徹底して練習して、自分の身体に染みつかせたのでそれをやるだけ。教えてもらったことも出来る全てを身に付けたので、それが試合で出来るか出来ないかで変わって来ると思います」 前回の3分3R延長無制限Rではなく、今回はタイトルマッチのため3分5R延長無制限R。最初から5Rに設定されていることで「相手の出方は変わって来ると思うので、その辺でどうなるか。試して試合をしてみないと分からないですが、僕自身は3Rでも5Rでもスタミナは問題ないと思うので変わらず1Rから仕掛けていきたいと思います」と、ペットモラコットの組み立ては変わって来るだろうが自分は変えないとした。 しかし、ダイレクトリマッチということで今までとは違う心境があると海人は言う。 「負けた相手に初めてリベンジ出来るし、いつもワクワクしたり楽しみやなと思うことが多いけれど、今回はそれはなくて。絶対に勝ちたいし、負けたら終わりやと思っているし、いつもの試合とは違うと思っています。今回は貪欲に勝ちたい。ワクワクした気持ちはないです。深く考え込みすぎると寝れない日もありましたけれど、そんな日も乗り越えて試合直前まで来たのであとはやるだけ。自信とか覚悟とか、やってきた練習を信じて、ワクワクしてないし楽しみでもないけれど、勝ちたいと思っています。 勝つイメージをしてきて、そのための練習もしてきましたけれど、こんな気持ちで試合するのも初めてですし、自分が王者ですがどの試合よりも挑戦する気持ちで準備もしてきました。いつもは楽しくワクワクで早く試合をしたい気持ちでいっぱいでしたが、今回はいよいよ試合の週が来たなって実感をしみじみとしている感じですかね」と、今回は何が何でも勝つと誓った。
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