ピンクリボン月間 子育て中の女性が触診体験【山陽小野田】
10月は、女性特有の子宮がん、乳がんについて正しい知識を広める「ピンクリボン月間」。山陽小野田市は22日、市子育て総合支援センター「スマイルキッズ」で、子育て中の女性利用者に触診体験などをしてもらい、がん検診を呼び掛けた。 市健康増進課の保健師、内海由美子さんは、託児付き集団検診の日程や、小学6年生から接種できる子宮頸(けい)がん予防のHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンに関するチラシを配布。しこりや皮膚のくぼみを再現した乳がん触診モデルでセルフチェックの方法を教えた。「結構小さい」と確かめながら、自身の胸の違和感を相談する利用者もいた。 内海さんは「乳がんは自分で触って発見できる唯一のがん。セルフチェックで異常を感じたら早めに診察を受け、しこりが気にならなくても定期検診を心掛けてほしい」と伝えた。