田村ハヤトに勝利した飯野雄貴

　GLEAT・6日の後楽園大会で、DDTとの対抗戦が行われた。 　メインで行われた6人タッグ戦では、両団体のヘビー級戦士が集結。GLEATは「バルクオーケストラ」の田村ハヤト、河上隆一、KAZMA　SAKAMOTOが、DDTは樋口和貞、納谷幸男、飯野雄貴がそれぞれ出場し肉弾戦を展開した。中盤以降はGLEATのシングル王座・G―REXのベルトを持つ田村が飯野と激しくやり合う。だが最後は飯野のスピアー2連発を食らった田村がまさかの3カウントを奪われてしまった。 　試合後は興奮冷めやらぬ飯野から「最高峰のベルトを持っているソイツが俺に負けてGLEATも終わりだな。小学生が部活でやってる吹奏楽と同じだ！」と挑発される。これに田村はマイクを持ち「オイ、メチャクチャ言ってく…」と反論を試みたが、そこにまたもスピアーを合わされてKOされると踏みつけられ、ベルトを掲げられる屈辱を味わった。その後、DDT勢が去ってから息を吹き返した田村は「今日の悔しさは絶てえ忘れねえから」と唇を噛みリベンジを誓った。2人の因縁は続くことになりそうだ。