バイエルンの元重鎮ルンメニゲがCL準々決勝アーセナル戦を警戒 「最も難しいくじ」
準々決勝屈指の好カード
15日(現地時間)、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の組み合わせ抽選がスイスのニヨンで行われ、バイエルン・ミュンヘンはアーセナルと対戦することが決まった。 バイエルンは、3-0で快勝したラツィオとのCL決勝トーナメント1回戦2ndレグ以降、リーグ戦でも2試合で計13ゴールを記録して連勝を飾るなど、一時期の不調から立ち直りつつある。 かつてバイエルンでCEOを務めていたカール・ハインツ・ルンメニゲ氏も同クラブの復調に手応えを感じているようだ。ドイツ紙『Bild』の取材に応じた同氏は、「チームの状態が安定しつつあることは確かだろう。それは、今シーズンの大部分で我々に欠けていたものだ」と語り、今後の巻き返しに期待をのぞかせている。 しかし、ルンメニゲ氏はアーセナルとのCL準々決勝については、「ホームとアウェイでの2試合両方でベストパフォーマンスを発揮しなければならない」とコメントし、決して楽観視はしていない。 「私は、アーセナルとの試合が難しいものになると予想している。彼らはプレミアリーグで首位のチームであり、それは偶然ではない。我々は、自分達が彼らを度々打ち破ったことがあるという過去に目を向けるべきではない。彼らとの対戦は、我々が引き当てる可能性のあったくじ引きの中で最も難しいくじだ」 バイエルンとアーセナルとのCL準々決勝は、1stレグが4月9日にロンドン、2ndレグは同17日にミュンヘンで行われる。CLでの対戦成績は、バイエルンの7勝3敗2分けとなっているが、果たしてどちらが今大会のベスト4へと駒を進めるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部