ジャパネットが宿泊予約サイト「ゆこゆこ」買収…「通販のノウハウとのシナジー効果を生み出したい」
通販大手のジャパネットホールディングス(HD、長崎県佐世保市)は、宿泊予約サイト運営会社「ゆこゆこ」(東京)を買収したと発表した。1日付で全株式を取得した。買収額は非公表。ジャパネットHDが新設する子会社が事業を継承する。 【写真】テレビショッピングを開始した頃の「ジャパネットたかた」創業者の高田明さん
ゆこゆこは2000年の創業で、会員数約880万人(24年6月時点)。提携する宿泊施設は全国約3000か所に上る。ジャパネットHDはクルーズ船旅行の販売で旅行事業を展開しており、23年12月期の売上高は150億円に上った。予約サイト運営との相乗効果で拡大を目指す。
同社は「通販事業で培ったノウハウとのシナジー効果を生み出したい」としている。