伊藤洋輝バイエルン電撃移籍…なぜ韓国がピリピリ「衝撃キム・ミンジェは放出要員」「ミュンヘンで韓日戦だ」韓国メディアが”日本以上に”注視する理由
日本代表DF伊藤洋輝(25歳)のシュツットガルトからバイエルン・ミュンヘンへの移籍が正式に決まった。契約期間は2028年6月30日までの4年間で、移籍金は3000万ユーロ(約51億円)。年俸は歴代日本人最高額の約10億円とも言われている。 【画像】「ユニ似合ってる!!」電撃移籍バイエルン25歳伊藤洋輝の“ドヤ顔”入団フォト! 3年前までJ2でプレーしていた頃を比較して見る 世界的ビッグクラブのバイエルンがこれだけの金額をはたいてまで獲得したのは、それだけ伊藤がドイツで評価を高め続けてきたということだろう。 この話題を一斉に取り上げているのが、お隣の韓国。現在、バイエルンには身長190センチで、“怪物”とも評される韓国代表DFキム・ミンジェ(27歳)が在籍しているからだ。
アジア歴代最高額でバイエルンへ
キム・ミンジェはKリーグを経て、中国の北京国安やトルコのフェネルバフチェでもプレー。2022年にイタリアのナポリに移籍すると、ここでMVP級の活躍を見せて欧州での評価を一気に高めることに成功する。セリエAでアジア人初の月間最優秀選手賞を受賞し、33年ぶりのセリエA優勝に大きく貢献した。 それに目を付けたのがバイエルン。翌2023年7月18日にアジア人歴代最高額の移籍金となる5000万ユーロ(約78億円)で移籍した。2028年6月30日までの5年契約なのだが、くしくも伊藤と契約期間の最終日が同じというのも運命のいたずらか。 そんなキム・ミンジェは韓国サッカーファンにとっては、世界に誇れる自慢のDFでもあるわけだが、同じポジションで、それも宿敵・日本代表の伊藤の加入には、ピッチでの共存を期待する声がある一方で、定位置を奪われるのでは? と、モヤモヤした感情を抱いているようだ。 今回の伊藤の移籍について、韓国メディアにはこんな見出しが躍っている。 『“衝撃”伊藤洋輝の加入に押され“キム・ミンジェ、放出対象の意味”主力競争に赤信号+放出メンバーに転落? 』(MKスポーツ) 『押し出されたら“自尊心”が傷つく…ベンチメンバーだったキム・ミンジェ、日本のCBと主力争い』(OSEN) 『バイエルン・ミュンヘン、伊藤洋輝を獲得…キム・ミンジェと主力争いの韓日戦』(ニュース1) 『「ミュンヘンの主力は簡単じゃない」新入生・伊藤洋輝、キム・ミンジェの脅威となるか』(デイリーアン) 『キム・ミンジェの未来は? ミュンヘンが日本のDF伊藤と4年契約』(韓国日報) 『“競争”もしくは“共存”キム・ミンジェのミュンヘン、日本のDF伊藤を獲得』(イーデイリー) 報道の大半が、伊藤の移籍によってキム・ミンジェの立場が危うくなるという内容ばかりだった。シーズンが始まる前から、ポジション争いに勝てないのではという自信のなさにも見えてくる。 その理由は昨季、バイエルンでのキム・ミンジェのパフォーマンスにある。
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