浅野ゆう子 トレンディードラマは「人生の宝物」 芸歴50周年記念公演は「一緒に踊って楽しんで」
女優の浅野ゆう子(64)が10日、大阪市内で2024年に芸歴50周年を迎えた記念公演「ANNIVERSARY SHOW『KANSYA』」(18日、大阪・心斎橋PARCO SPACE14)の合同取材会に出席。公演への意気込みや、トレンディードラマで活躍した時代について触れた。 【写真】50周年ポーズを取る浅野ゆう子 1974年に歌手として13歳でデビュー。「あっという間の50年」と振り返った。公演のタイトル「KANSYA」にあるように周囲への感謝を込め、歌手だった原点を思い出して自らプロデュース。最大のヒット曲「セクシーバスストップ」をはじめ、「ムーンライトタクシー」、「ハッスルジェット」などを披露する。「見て楽しんでいただいて、一緒に踊って楽しんでいただいてと、そういう構成で考えております」と語った。 25歳で女優業に専念することを決意。80年代以降はフジテレビ系「抱きしめたい!」など、トレンディードラマで一世を風靡した。「あんなバブルの時代はもう2度と来ないでしょうね。誰もが元気でイケイケゴーゴーの日本の中であんな楽しい時間を」と懐かしんだ。 「抱きしめたい!」の当時担当プロデューサーで、現在は関西テレビ社長の大多亮氏も前日に同局で会ったそうで「『すごい時代だったよね、ああいう時代をつくれたって言うのはすごいことだよね』とおっしゃっていて」と昔話に花が咲いたという。「その通りだと思うし、本当にテレビが光り輝いていた時代に楽しんでいただけた作品。私の中で人生の宝物となって、その出会いが会ったから、俳優として続けて来られたと思います」と芸能生活のターニングポイントとして挙げた。 記念公演は26日に東京・有楽町の「I’M A SHOW」でも行われる。 (よろず~ニュース・中江 寿)
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